奄美黒兎(読み)あまみのくろうさぎ

精選版 日本国語大辞典 「奄美黒兎」の意味・読み・例文・類語

あまみ‐の‐くろうさぎ【奄美黒兎】

〘名〙 ウサギ科の哺乳類。一属一種で、古いタイプのウサギとされる。体長四〇~五〇センチメートル。ノウサギより小さく、とくに耳と足が短い。全身黒褐色。奄美大島徳之島だけに分布する。水辺に近い森林に穴を掘ってすみ、夜行性植物の葉、茎などを食べる。特別天然記念物。あまみうさぎ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android