奇を衒う(読み)キヲテラウ

デジタル大辞泉 「奇を衒う」の意味・読み・例文・類語

てら・う

わざと普通と違っていることをして人の注意を引こうとする。「―・った表現
[補説]「奇をねらう」とするのは誤り。
[類語]意表を突く度肝を抜く突飛奇手奇抜トリッキー

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「奇を衒う」の意味・読み・例文・類語

き【奇】 を 衒(てら)

わざと変わった事をして、他人の注意をひきつけようとする。
※奇想凡想(1920)〈宮武外骨〉木村生死といふ本氏名「殊更に奇(キ)を衒(テラ)って、極めて類例の尠い名を附ける者もあるが」

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