奇古(読み)きこ

精選版 日本国語大辞典 「奇古」の意味・読み・例文・類語

き‐こ【奇古】

〘名〙 (形動) 奇異で古めかしいこと。また、そのさま。
童子問(1707)上「後世儒者之解易春秋、其説奇古艱深」
※文芸類纂(1878)〈榊原芳野編〉四「用字奇古にして読難し」 〔杜甫‐題李尊師松樹障子歌〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「奇古」の読み・字形・画数・意味

【奇古】きこ

風変わりで古めかしい。唐・杜甫〔李尊師の松樹障子に題する歌〕詩 老夫生、奇古を好む 此れに對して、興は靈と與(とも)に聚まる

字通「奇」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android