奈河七五三助(3代)(読み)ながわ しめすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「奈河七五三助(3代)」の解説

奈河七五三助(3代) ながわ-しめすけ

?-? 江戸時代後期の歌舞伎作者。
2代奈河七五三助の門人大坂宮地芝居をへて文政のはじめごろ浜芝居に転じて,5年ごろに立作者(たてさくしゃ)となった。天保(てんぽう)4年(1833)京都北側の芝居にうつり,翌年南側の芝居で3代七五三助を襲名。前名は奈河一点,近松市郎兵衛,柳市郎兵衛,柳一良瓶。作品に「いろは文字読切講釈」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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