奉侍(読み)ホウジ

デジタル大辞泉 「奉侍」の意味・読み・例文・類語

ほう‐じ【奉侍】

[名](スル)貴人そばにいてその人のためにつくすこと。
「君命是れ聴て一心之に―するを」〈加藤弘之・国体新論〉

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精選版 日本国語大辞典 「奉侍」の意味・読み・例文・類語

ほう‐じ【奉侍】

  1. 〘 名詞 〙 身辺にいて、その人のためにおつくし申しあげること。ぶじ。
    1. [初出の実例]「本大臣は日夕陛下に奉侍し」(出典:伊藤特派全権大使復命書附属書類(1885)北京晤談)
    2. [その他の文献]〔新唐書‐魏徴伝〕

ぶ‐じ【奉侍】

  1. 〘 名詞 〙 君主のそば近くに侍ること。君側に仕えること。ほうじ。
    1. [初出の実例]「叡感有て、禁門の警固に奉侍(ブシ)せられけり」(出典:太平記(14C後)一一)

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普及版 字通 「奉侍」の読み・字形・画数・意味

【奉侍】ほうじ

仕える。

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