奏賀(読み)ソウガ

デジタル大辞泉 「奏賀」の意味・読み・例文・類語

そう‐が【奏賀】

元日朝賀の儀で、諸臣代表者賀詞天皇に奏上すること。また、その代表者。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「奏賀」の意味・読み・例文・類語

そう‐が【奏賀】

〘名〙 元日節会に、諸臣の代表者が天皇に賀詞を申し上げること。また、その人。四位以上の人が選ばれる。《季・新年》
儀式(872)六「大臣預点〈十二月十三日 定即日奏聞〉殿上侍従四人〈略〉奏賀奏瑞各一人〈簡四位以上堪事者之〉典儀一人〈通用四位五位〉並奏聞定之」
徒然草(1331頃)一三二「元日の奏賀の声、甚だ殊勝にして、大極殿より鳥羽作道まで聞えけるよし」

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普及版 字通 「奏賀」の読み・字形・画数・意味

【奏賀】そうが

賀詞を奏上する。

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