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契沖【けいちゅう】

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  • デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

  • 契沖 けいちゅう
     
    1640-1701 江戸時代前期国学者。
    寛永17年生まれ。真言宗の僧。延宝6年大坂今里の妙法寺住職,晩年は大坂高津の円珠庵に隠棲(いんせい)した。下河辺長流(しもこうべ-ちょうりゅう)の影響で古典を研究。徳川光圀(みつくに)の依頼で「万葉集」を注釈し,「万葉代匠記」をあらわす。また「和字正濫鈔(しょうらんしょう)」などで歴史的仮名遣い提唱。実証的古典研究の方法を確立,国学興隆の基礎をきずいた。元禄(げんろく)14年1月25日死去。62歳。摂津尼崎(兵庫県)出身。俗姓は下川。字(あざな)は空心。歌集に「漫吟(まんぎん)集」。
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    書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。収録人物のデータは2009年1月20日現在のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

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  • デジタル大辞泉の解説

  • けいちゅう 【契沖】
     
    [1640~1701]江戸前期の国学者・歌人摂津の人。俗姓、下川。高野山で修行して阿闍梨(あじゃり)位を得る。晩年は大坂高津の円珠庵に隠棲。下河辺長流の業を継いで「万葉代匠記」を完成、国学発展の基礎を築いた。他に「古今余材抄」「勢語臆断」「和字正濫鈔」「漫吟集」など。
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  • 美術人名辞典の解説

  • 江戸前中期の国学者。摂津尼崎生。字は空心、号は円珠庵。高野山で修業。徳川光圀から託され万葉集の注釈をし、『万葉代匠記』として完成。秘事口伝を排し、自由で実証的研究法を確立して国学勃興先駆をなす。元禄14年(1701)歿、62才。

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  • 百科事典マイペディアの解説

  • 江戸前期の真言宗僧,国学者,歌人。俗姓下川氏。摂津尼崎に生まれ,11歳で出家。23歳で大坂の曼陀羅院の住職となり,このころ下河辺長流と知った。27歳ころ高野山に入り,やがて和泉の伏屋氏のもとで内外の諸書を渉猟,国学の基礎を築いた。 (1640-1701)
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  • 大辞林 第三版の解説

  • けいちゅう【契沖】
     
    (1640~1701) 江戸前期の国学者・歌人。俗姓,下川。字(あざな)は空心。契沖は法号。摂津の人。大坂高津(こうづ)の円珠庵に隠棲。和漢の学,悉曇(しつたん)に精通,復古の信念に基づくすぐれた古典の注釈研究,古代の歴史的仮名遣いを明らかにするなど,その文献学的方法は近世国学の基盤をつくった。著「万葉代匠記」「古今余材抄」「勢語臆断」「和字正濫鈔」,「円珠庵雑記」など。

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