奥六郡(読み)おくろくぐん

世界大百科事典(旧版)内の奥六郡の言及

【陸奥国】より

…【虎尾 俊哉】
【中世】
 陸奥国の中世は,12世紀における奥州藤原氏4代(清衡,基衡,秀衡,泰衡)の奥羽両国支配にはじまる。藤原氏が先行する阿倍氏清原氏から受けついだものは,陸奥国では奥六郡(おくろくぐん)(胆沢(いさわ),江刺,和賀,稗貫(ひえぬき),斯波,岩手)の支配権だった。藤原氏はそこを根拠として,その支配を奥六郡以南の地域にのばし,ついに陸奥一国を支配下におさめた。…

※「奥六郡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android