奮て・振て(読み)ふるって

精選版 日本国語大辞典 「奮て・振て」の意味・読み・例文・類語

ふるっ‐て【奮て・振て】

〘副〙 (動詞「ふるう(振)」の連用形助詞「て」が付いてできたもの) すすんで。積極的に。また、元気を出して。発奮して。
※滑稽本・戯場粋言幕の外(1806)上「あんでも村中ふるって出めへものか」
吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉九「奮って義捐あらんことを」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android