女房の簡(読み)ニョウボウノフダ

デジタル大辞泉 「女房の簡」の意味・読み・例文・類語

にょうぼう‐の‐ふだ〔ニヨウバウ‐〕【女房の簡】

日給のふだの一。宮中で、清涼殿台盤所御倚子唐櫃からびつとの間に立て、女房の出勤日を記録した。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「女房の簡」の意味・読み・例文・類語

にょうぼう【女房】 の 簡(ふだ)

日給(にっきゅう)の簡(ふだ)一つ。宮中の清涼殿の台盤所の御椅子と唐櫃との間に立て、女房の出勤日を記録した。
九暦・逸文‐天暦四年(950)七月二三日「又殿上日給簡、〈略〉令之。但女房簡、二十四日令之」

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