女神村(読み)めかみむら

日本歴史地名大系 「女神村」の解説

女神村
めかみむら

[現在地名]相良町女神

大寄おおより村の東に位置し、萩間はぎま川の中流右岸に立地する。北から東にかけては男神おかみ村。文禄二年検地高目録に「め神村」とみえ、高一二六石余。正保二年(一六四五)幕府直轄領から掛川藩預となる(掛川預一万石郷村覚)正保郷帳では田方一〇二石余・畑方一八石余、掛川藩預、ほかに養善庵領一石六斗がある。この養善庵は「遠江国風土記伝」などに記される曹洞宗養谷庵とみられ、現在は廃寺

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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