奸濫・姦濫(読み)かんらん

精選版 日本国語大辞典 「奸濫・姦濫」の意味・読み・例文・類語

かん‐らん【奸濫・姦濫】

〘名〙 (形動) よこしまで、みだらなこと。悪賢く、秩序を守ろうとしないこと。また、そのさま。
日本後紀‐延暦二三年(804)正月丁亥「苟忝講師、或事姦濫、詐称改過、未妻孥
太平記(14C後)二四「何(なんぞ)必しも治まりし世を捨て、亡びし時をのみ取んや。是姧濫(カンラン)謀訴也」 〔通典‐食貨典・銭幣下〕

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