奸物・姦物(読み)かんぶつ

精選版 日本国語大辞典 「奸物・姦物」の意味・読み・例文・類語

かん‐ぶつ【奸物・姦物】

〘名〙 悪知恵のはたらく、心のまがった人。
福翁百話(1897)〈福沢諭吉九六「次で其奸物(カンブツ)の子を殺して天下を一統したる家康は」 〔国語‐周語・下〕

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