好阿(読み)こうあ

精選版 日本国語大辞典 「好阿」の意味・読み・例文・類語

こうあ カウア【好阿】

江戸中期の談義本作者。姓は摩志田(ましだ)。号は静観房(じょうかんぼう)大坂僧侶、のち医者。宝暦明和一七五一‐七二)頃の人で、江戸の風俗を風刺した教訓本を書き、滑稽本先駆者となる。代表作に「当世(いまよう)下手談義」「教訓続下手談義」。生没年未詳。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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