如実秀本(読み)にょじつ しゅうほん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「如実秀本」の解説

如実秀本 にょじつ-しゅうほん

1643-1717 江戸時代前期-中期の僧。
寛永20年生まれ。曹洞(そうとう)宗。江戸青松寺の不中秀的(ふちゅう-しゅうてき),獅巌梅腑(しがん-ばいふ)に師事し,梅腑の法をつぐ。永平寺にのぼったのち延宝2年青竜寺の住持となり,伽藍(がらん)の復興につとめた。天和(てんな)元年青松寺をつぐ。毛利氏,山内氏から帰依(きえ)をうけた。享保(きょうほう)2年10月26日死去。75歳。肥前佐賀郡出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android