如来掛けて(読み)ニョライカケテ

デジタル大辞泉 「如来掛けて」の意味・読み・例文・類語

如来にょらいけて

如来様に誓って。仏に誓って。神掛けて。
微塵みぢん愛着残らぬと、―の母が言ひ分」〈浄・油地獄

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「如来掛けて」の意味・読み・例文・類語

にょらい【如来】 掛(か)けて

仏に誓って。神かけて。
浄瑠璃女殺油地獄(1721)中「みぢんもあいぢゃく残らぬと、にょらいかけての母がいひ分からは」

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