妊娠中絶権論争〔アメリカ〕(英語表記)Abortion Debate

山川 世界史小辞典 改訂新版 の解説

妊娠中絶権論争〔アメリカ〕(にんしんちゅうぜつけんろんそう)
Abortion Debate

アメリカで1973年に連邦最高裁判所が合憲判決を下して以来妊娠中絶権利女性が持つかどうか,プロチョイス派(中絶賛成)とプロライフ派(中絶反対)が論争。73年ロウ判決では妊娠3カ月までの中絶は女性のプライバシーの権利としたが,カトリックプロテスタント保守派は,生命尊重の観点から反対している。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android