妙仙寺川(読み)みようせんじがわ

日本歴史地名大系 「妙仙寺川」の解説

妙仙寺川
みようせんじがわ

明暦三年(一六五七)大梶七兵衛が畑田はただ樋から斐伊川の水を引入れ、塩冶えんや井手を通じて塩冶村に灌漑したというが(出雲市誌)確証はない。実際はもっと以前の寛永年間(一六二四―四四)と推定される(出雲市民文庫「大梶七兵衛と高瀬川」)。その頃は旧妙仙寺内を流れていたのでこの名がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android