妬嫉(読み)ねたみそねむ

精選版 日本国語大辞典 「妬嫉」の意味・読み・例文・類語

ねたみ‐そね・む【妬嫉】

〘他マ五(四)〙 (同義語を重ねて強調した語) うらやみ憎む。嫉妬する。
※妙一本仮名書き法華経(鎌倉中)四「しかも、この経は、如来の現在にすら、なほ怨嫉(オンシチ)(〈注〉ネタミソネムモノ)おほし」

ねたみ‐そねみ【妬嫉】

〘名〙 うらやみ憎むこと。また、その心。
※浄瑠璃・敵討御未刻太鼓(1727)下「妬(ネタ)みそねみもある筈が」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「妬嫉」の読み・字形・画数・意味

【妬嫉】としつ

ねたみにくむ。

字通「妬」の項目を見る

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