姉小路尹綱(読み)あねがこうじ・ただつな

朝日日本歴史人物事典 「姉小路尹綱」の解説

姉小路尹綱

没年:応永18.8(1411)
生年:生年不詳
室町時代武将,また中流公家飛騨国司家の一流で,飛騨国古川郷(岐阜県吉城郡)に住し,古川氏を称す。飛騨の山科家領を巡る争いから,応永18(1411)年,室町幕府追討を受け,8月,広瀬高堂城の広瀬氏と共に追討軍に抗して敗死した。

(谷口研語)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「姉小路尹綱」の解説

姉小路尹綱 あねがこうじ-ただつな

?-1411 南北朝-室町時代の公家。
姉小路頼時の子といわれるが,頼時と同一人物という説もある。飛騨(ひだ)国司。南朝方として兵をあげるが,京極高数(たかかず)らに攻められ,応永18年9月3日戦死。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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