姦する(読み)カンスル

デジタル大辞泉 「姦する」の意味・読み・例文・類語

かん・する【×姦する】

[動サ変][文]かん・す[サ変]
婦女子を犯す。
姦通する。
[類語]強姦暴行婦女暴行レイプ輪姦凌辱強淫強制猥褻手込め犯す辱めるけが

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「姦する」の意味・読み・例文・類語

かん‐・する【姦・奸・&JISF272;】

  1. [ 1 ] 〘 他動詞 サ行変 〙
    [ 文語形 ]かん・す 〘 他動詞 サ行変 〙 婦人をおかす。婦女貞操を奪う。
    1. [初出の実例]「爾(なんぢ)の妻を与へよ我これを姦せん」(出典牛肉馬鈴薯(1901)〈国木田独歩〉)
  2. [ 2 ] 〘 自動詞 サ行変 〙
    [ 文語形 ]かん・す 〘 自動詞 サ行変 〙 姦通する。不義の男女関係を結ぶ。
    1. [初出の実例]「唯だ法律といふ難かしい定規があって拠(よんどこ)ろなく親兄弟姉妹相姦(カン)せずにゐるが」(出典:社会百面相(1902)〈内田魯庵〉犬物語)

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