デジタル大辞泉
「姫御前」の意味・読み・例文・類語
ひめ‐ごぜ【姫御▽前】
《「ひめごぜん」の音変化》
1 貴人の娘を敬っていう語。姫君。
2 若い娘。
「高いも低いも―は大事のもの」〈浄・丹波与作〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ひめ‐ごぜ【姫御前】
〘名〙 (「ひめごぜん(姫御前)」の変化した語)
① 貴人の娘を敬っていう語。ひめぎみ。ひめご。
※
史記抄(1477)
一二「始は、ひめこせのやうにして」
※玉塵抄(1563)四八「童子男〈略〉みめのよいひめごぜ五百人をつれて海に入て」
③
武悪(ぶあく)の面の
異称。〔わらんべ草(1660)〕
ひめ‐ごぜん【姫御前】
※芸大本平家(13C前)三「いまは姫御前ばかり、
奈良の姑御前の御もとに御わたり候」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報