姫裏星科(読み)ひめうらぼしか

精選版 日本国語大辞典 「姫裏星科」の意味・読み・例文・類語

ひめうらぼし‐か ‥クヮ【姫裏星科】

〘名〙 シダ植物の科名。広義ウラボシ科の一部。葉は短い根茎にこみあってつき、根茎との間に関節が見られない。単葉から羽状複葉まであり、通常、全体に毛が生え葉脈は遊離する。胞子嚢群は葉の裏面につき、多くは円または楕円形で、包膜はないが、剛毛の混生するものも多い。主に世界の熱帯亜熱帯蘚苔林に一〇属五〇〇種が知られ、日本にはオオクボシダなど七種がある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android