姫路町明細書上帳(読み)ひめじまちめいさいかきあげちよう

日本歴史地名大系 「姫路町明細書上帳」の解説

姫路町明細書上帳(姫路町書上帳)
ひめじまちめいさいかきあげちよう

一冊

原本 大久保家

解説 姫路城下豪商で大年寄役も勤めた那波家の文書町名から元文五年以前に作成されたもので、人別の項に「子九月御改」とあるのは享保一七年と考えられる。姫路藩主榊原政岑時代の姫路町全貌が把握できる。姫路町数、本家借家・竈数・人別人口、高札場、木戸、各町の軒数、地子銀、旅籠屋数、寺社、医師の覚書、諸職人、姫路町商売物銀高積り、例年町宗門改の覚書などが詳細に記されている。新版姫路市史」第一一巻上(史料編近世2)所収

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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