威ありて猛からず(読み)イアリテタケカラズ

デジタル大辞泉 「威ありて猛からず」の意味・読み・例文・類語

ありてたけからず

《「論語」述而から》威厳があって、しかも内に温かみがあるので荒々しくない。君子の理想的な人柄をいう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「威ありて猛からず」の意味・読み・例文・類語

い【威】 ありて猛(たけ)からず

(「論語‐述而」の「子温而厲、威而不猛、恭而安」から) 威厳はあるが、内に温情がこもっていて荒々しくない。孔子容貌を評したことばで、君子の理想的な人柄をいう。〔文明本節用集(室町中)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android