精選版 日本国語大辞典 「婆羅門教」の意味・読み・例文・類語 バラモン‐きょう ‥ケウ【婆羅門教】 〘名〙 古代インドでバラモンが伝持した宗教で、インドの民族的諸宗教の総称。ベーダ経典を奉じて、祭祀を重んじ、生天(しょうてん)を期する汎神論的多神教。後に哲学的思想の発展にともない、ミーマンサ派・ベーダンタ派・ヨガ派などを生じたが、さらに下ってシバ・ビシュヌを至上の人格神とする派が生じ、これを特に、新バラモン教、またはヒンドゥー教という。※正法眼蔵(1231‐53)四禅比丘「西天婆羅門教、いまだ仏教にひとしからざるなり」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報