婢僕(読み)ヒボク

デジタル大辞泉 「婢僕」の意味・読み・例文・類語

ひ‐ぼく【×婢僕】

下女下男。召し使い。

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精選版 日本国語大辞典 「婢僕」の意味・読み・例文・類語

ひ‐ぼく【婢僕】

  1. 〘 名詞 〙 下女と下男。めしつかい。僕婢
    1. [初出の実例]「婢僕進説、挑燈談無序」(出典:山陽遺稿(1841)詩集・五・到家)
    2. 「英国に於て婢僕の如き卑賤の者と雖ども尚読書し」(出典:西洋聞見録(1869‐71)〈村田文夫〉前)
    3. [その他の文献]〔新五代史‐王殷伝〕

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普及版 字通 「婢僕」の読み・字形・画数・意味

【婢僕】ひぼく

召使い。下女・下男。〔北夢瑣言、十〕李昌符、詩名りしも、久しく登第せず。~因りて一奇を出だし、乃ち婢僕詩五十首を作る。~浹旬(せふじゆん)(まる十日)にして、京んに其の詩を傳ふ。~是の年登第せり。

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