デジタル大辞泉 「嫌気的解糖」の意味・読み・例文・類語 けんきてき‐かいとう〔‐カイタウ〕【嫌気的解糖】 生体内で酸素を利用せずに糖(グルコース)をピルビン酸や乳酸などに分解し、エネルギーを産生する反応過程。酸素がある好気的条件下ではピルビン酸まで、酸素がない嫌気的条件下ではさらに乳酸やエタノールなどに分解される。エムデンマイエルホーフ経路。⇔好気的解糖。[補説]解糖は酸素がある好気的条件下でも行われるが、細胞に酸素が十分に供給されているときは解糖の反応速度が抑制され、酸素が不足すると亢進する。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例