子どもロコモ(読み)こどもろこも

知恵蔵mini 「子どもロコモ」の解説

子どもロコモ

運動器自体の疾患加齢とともに骨や関節などの運動器の働きが衰え、立つ、歩くといった動作がやりにくくなり、転倒しやすくなった状態をロコモティブ・シンドローム(運動器症候群、略称ロコモ)と呼ぶが、子どもの運動器の働きの低下により起きている同様の状態を「子どものロコモティブシンドローム通称、子どもロコモ)」と呼ぶ。子どもロコモに顕著なのは関節の硬さと、体のバランスを保つ機能の低下の二つ。この背景には、昔の子どもたちがよく外で遊んでいたのとは対照的に、現代の子どもたちは室内でスマートフォンやゲーム遊びをして過ごすことが多いといった生活習慣の変化があるとされている。

(2020-2-26)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android