子の日の遊び(読み)ネノヒノアソビ

デジタル大辞泉 「子の日の遊び」の意味・読み・例文・類語

ねのひ‐の‐あそび【子の日の遊び】

平安時代正月初子はつねの日に、野に出て小松を引き抜き、若葉を摘んで遊び、宴を設けた行事小松引き子忌み。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「子の日の遊び」の意味・読み・例文・類語

ね【子】 の 日(ひ)の遊(あそ)

昔、正月の子の日に、人々が野に出て小松を引いて、千代を祝って遊んだこと。宴を設けて和歌を詠じたりした。小松引き。子忌(ねいみ)。《季・新年》
日本紀略‐長元六年(1033)二月一六日「今日、関白家於白河院子日之遊

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