子宮底(読み)シキュウテイ

デジタル大辞泉 「子宮底」の意味・読み・例文・類語

しきゅう‐てい【子宮底】

子宮体部の上端部に位置する丸みを帯びた部位
[補説]医学では、逆錐状の器官の上底面や、中空構造の器官の奥部(開口部から遠い部位)を表すのに「てい」という語が用いられる。実際には下方に位置していなくてもこのように呼ばれる部位として、他に、眼底心底胃底仙骨底膝蓋骨底しつがいこつていなどがある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の子宮底の言及

【子宮】より

…妊娠すると著しく大きくなる。上面を子宮底,上方の大きく丸みをおびた部分を子宮体,下方の細くなった部分を子宮頸という。上端の左右は卵管に,下方は腟に続く。…

※「子宮底」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android