子庭祖柏(読み)していそはく

百科事典マイペディア 「子庭祖柏」の意味・わかりやすい解説

子庭祖柏【していそはく】

柏子庭とも。中国,元末(14世紀)の禅僧生没年不詳。浙江省の人。子庭は字,祖柏は法諱(ほうき)。機知に富んだ皮肉な風刺詩を得意とし,枯木石菖蒲画題とした筆致鋭く墨の濃い水墨画でも名高い。石菖蒲は彼によって初めて水墨画の画題となった。

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