子持聖(読み)こもちひじり

精選版 日本国語大辞典 「子持聖」の意味・読み・例文・類語

こもち‐ひじり【子持聖】

  1. 〘 名詞 〙 妻帯して、子どものある聖。
    1. [初出の実例]「もし唐国の中納言のやうに、子持ち聖や設けんずらん」(出典:狭衣物語(1069‐77頃か)二)

子持聖の補助注記

高僧は妻帯すべきでないという考えから、世にありえないことのたとえとする説もある。〔随筆・北辺随筆〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

再生可能エネルギー

自然の活動によってエネルギー源が絶えず再生され、半永久的に供給され、継続して利用できるエネルギー。有限の資源である化石燃料などに代わる、新エネルギー(中小規模水力・地熱・太陽光・太陽熱・風力・雪氷熱・...

再生可能エネルギーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android