子種・子胤(読み)こだね

精選版 日本国語大辞典 「子種・子胤」の意味・読み・例文・類語

こ‐だね【子種・子胤】

〘名〙
家系血統を継ぐべき者としての子ども。子、孫と次々に生まれて血統を継ぐもの。子孫
※玉塵抄(1563)二一「子だねのはらの中にできたを、女はをぼゆるげなぞ」
② 子となるべきもと精子。〔日葡辞書(1603‐04)〕
※浄瑠璃・日本振袖始(1718)三「身にやどりし子種をゆ水とながし捨る共」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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