子育て地蔵(読み)こそだてじぞう

世界大百科事典(旧版)内の子育て地蔵の言及

【地蔵】より

…菩薩の一つ。サンスクリット名クシティガルバKṣitigarbhaの訳。六道および五濁悪世を選んで救済活動にあたり,弥勒の出現まで活躍する。〈わが名を唱える人を苦から救う〉という誓願をたて,梵天,夜叉,狼,閻魔などさまざまの姿をとって衆生を導く。《地蔵菩薩本願経》によると,かつて二王がいて,一王は自ら悟ってから衆生を救おうと考え,一王はまず衆生を悟らせてから自らも悟ろうと考えた。前者は一切智成就如来,後者は地蔵菩薩である。…

※「子育て地蔵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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