字性錯語(読み)じせいさくご

世界大百科事典(旧版)内の字性錯語の言及

【錯語】より

…しかも,通常は頭に浮かんだ言葉をその音響像で正誤の照合をするのだが,この機能も損なわれているので,誤った言葉が口からでても,その誤りに気づかない。単語の言い間違いを語性錯語といい,単語を構成する音を言い間違えるのを字性錯語というが,これらは,保続や構音障害による音韻の変化とは区別される。内言語障害は書字言語にも必然的に同様の誤りを起こす。…

【失語症】より

…よく知っているいくつかの物品を示された場合,失語症患者はその正確な名称をいいあてることができない(喚語困難)。また,その物品の名を示すには不適当な語(語性錯語)をいったり,一部の発音が異なる発語(字性錯語)をしたり,患者が勝手に作った実在しない語すなわち新造語をいったりすることもある。たとえば,時計を見せてその名称を尋ねると,時計といえなかったり(喚語困難),眼鏡といってしまったりすることもある(語性錯語)。…

※「字性錯語」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む