存じ上げる(読み)ゾンジアゲル

デジタル大辞泉 「存じ上げる」の意味・読み・例文・類語

ぞんじ‐あ・げる【存じ上げる】

[動ガ下一][文]ぞんじあ・ぐ[ガ下二]「知る」「思う」の意の謙譲語。「お名前は―・げております」「御清祥にてお過ごしのことと―・げます」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「存じ上げる」の意味・読み・例文・類語

ぞんじ‐あ・げる【存上】

  1. 〘 他動詞 ガ下一段活用 〙
    [ 文語形 ]ぞんじあ・ぐ 〘 他動詞 ガ下二段活用 〙 「知る」「思う」の意の謙譲語。
    1. [初出の実例]「わけて某(それがし)事御心安く召寄せらるる段難有う存じ上げまする」(出典歌舞伎薄雪中将姫(1700)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android