季節外(読み)きせつはずれ

精選版 日本国語大辞典 「季節外」の意味・読み・例文・類語

きせつ‐はずれ‥はづれ【季節外】

  1. 〘 名詞 〙
  2. それにふさわしい季節にはずれていること。
    1. [初出の実例]「実のところ、まだ季節外れで、本物の咲くには大分間があるんですよ」(出典:百鬼園随筆(1933)〈内田百〉百鬼園先生言行録)
  3. 適当な時期でないこと。時期に後れていること。
    1. [初出の実例]「日本精神や日本の古典について語るのは、季節外(ハズ)れのようにみえる」(出典:日本の庭(1947)〈加藤周一〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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