学友会(読み)がくゆうかい

世界大百科事典(旧版)内の学友会の言及

【同窓会】より

…〈同窓〉は同一の師について学んだ友人たちを意味する漢語で,最も早く結成されたものの一つである〈茗渓会〉(東京師範学校,東京高等師範学校)発足の1882年当時,すでにこの語が用いられていた。校友会,学友会などのほか,学校所在地の風物や建学理念などにちなんだ独特の名称を付す場合が多い。近代学校制度の成立とともに発生したが,その当初,とくに専門教育学校では,特定分野の先導的人材となることが期待された当該校卒業者の研修や,その専攻分野についての啓蒙活動の展開などを直接の目的としていたが,学校制度の拡大・定着とともに,卒業者相互の交流・親睦を主目的とするようになった。…

【留学】より

…留学におけるこのすれ違いの片面交流の流れを変えることも今後の課題の一つであろう。国費生に対する奨学金などの面での待遇は,世界的にも高い水準にあり,日本国際教育協会(1977設置),国際学友会(1934発足)などの世話団体等による助成活動もあり,近年は,大学等の各学校や地域社会単位の留学生に対する援助と交流の動きも活発になり始めている。 だが,留学前における日本および日本の教育についての情報提供,日本語教育の拡大と改善,宿舎等の整備,学位取得の困難さへの対応,帰国後のアフターケアその他,留学生の受入れについてはさまざまの困難な課題が残されている。…

※「学友会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android