学取(読み)まなびとる

精選版 日本国語大辞典 「学取」の意味・読み・例文・類語

まなび‐と・る【学取】

〘他ラ五(四)〙 ならい行なって、自分の身につける。
※文明田舎問答(1878)〈松田敏足〉万国交際「衣装の制(かた)法度類諸器械、言語に至るまで、大抵支那の隋の代、唐の代の制(かた)にて、其方を学び取って用ゐられたのだ」

まねび‐と・る【学取】

〘他ラ四〙 技術学問などを、まなんで身につける。習得する。会得する。
源氏(1001‐14頃)若菜下「そのこのかみとおもへる上手ども、いくばくえまねびとらぬにやあらむ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「学取」の読み・字形・画数・意味

【学取】がくしゆ

学びとる。

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