宇兵衛(読み)うへえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宇兵衛」の解説

宇兵衛 うへえ

?-? 江戸時代前期の大工
和泉(いずみ)高石北村(大阪府高石市)の人。元禄年間(1688-1704)に稲・麦脱穀のための性能のよい農具を発明したという。4本の脚のついた横木におおくの鉄や竹の歯をうえ,それで穀粒をこきおとすもので,千歯扱(せんばこ)き,また後家の仕事をうばったため後家倒しとよばれた。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android