宇納間神社(読み)うなまじんじや

日本歴史地名大系 「宇納間神社」の解説

宇納間神社
うなまじんじや

[現在地名]北郷村宇納間

中原なかばるにある。祭神は高良玉垂命・高皇産霊命・大日貴命ほか一〇神。旧村社。伊佐賀いさか神社と称していたが、明治四年(一八七一)に現社名に改められた。天平勝宝二年(七五〇)に豊前宇佐宮の分霊を延岡今山いまやま八幡宮へ勧請する際に当地で休憩したので、八幡宮の家臣である高良玉垂命を祀ったと伝える。明治四年小八重こばえの天満神社など八社を合祀

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android