宇賀八幡宮(読み)うかはちまんぐう

日本歴史地名大系 「宇賀八幡宮」の解説

宇賀八幡宮
うかはちまんぐう

[現在地名]豊浦町大字宇賀 宮ノ上

鯖釣さばつり山の東北、萩と下関を結んだ街道(北浦道筋)の東高台に鎮座する。祭神は宇迦御魂命・品陀和気天皇・比売大神・滞中津彦命・息長足媛命。旧村社。

祭神に宇迦御魂命を祀ることより、宇賀の地名ともなった古社とされる。社伝によれば宝亀八年(七七七)宇佐うさ八幡宮(現大分県宇佐市)を勧請したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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