安太多良真弓・安達太郎檀弓(読み)あだたらまゆみ

精選版 日本国語大辞典 の解説

あだたら‐まゆみ【安太多良真弓・安達太郎檀弓】

〘名〙 古く、岩代国安達郡(福島県二本松付近)の安達太良山から産出する檀(まゆみ)で作った弓。あだちのまゆみ。
万葉(8C後)七・一三二九「陸奥(みちのく)の吾田多良真弓(あだタラまゆみ)(つら)はけて引かばか人の吾を言なさむ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android