安川定男(読み)やすかわ さだお

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「安川定男」の解説

安川定男 やすかわ-さだお

1919-2007 昭和-平成時代の国文学者。
大正8年6月17日生まれ。安川第五郎の子。安川加寿子の夫。昭和35年から平成2年まで中央大教授。近代文学を専門とし,長谷川如是閑(にょぜかん),野上弥生子,白樺派作家などの研究にとりくむ。音楽評論も手がけた。平成19年1月14日死去。87歳。福岡県出身。東京帝大卒。著作に「有島武郎論」「夏目漱石序説」「作家の中の音楽」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android