安永検校(読み)やすながけんぎょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「安永検校」の解説

安永検校 やすながけんぎょう

?-? 江戸時代中期の地歌三味線家。
京都の人。深草検校の門で早崎流をまなび,寛延3年(1750)刊の「和歌の糸」を編集した安永勾当(こうとう)と同一人とされる。隣にすんでいた池大雅(いけの-たいが)を,わかいころ発憤させて大成させた逸話がつたえられる。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android