安藤亀子(読み)あんどう かめこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「安藤亀子」の解説

安藤亀子 あんどう-かめこ

1630-1668 江戸時代前期の歌人
寛永7年生まれ。安藤朴翁(ぼくおう)の妻。安藤抱琴(ほうきん)・年山の母。父山田道夢に和歌をまなぶ。しばしば御所の歌会にまねかれ,後水尾(ごみずのお)天皇,明正(めいしょう)天皇から今式部とよばれた。その遺詠抱琴によって編集され,中院通茂(なかのいん-みちしげ)が「今式部家集」と題した。寛文8年1月11日死去。39歳。丹波桑田郡(京都府)出身

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android