安達絹(読み)あだちぎぬ

精選版 日本国語大辞典 「安達絹」の意味・読み・例文・類語

あだち‐ぎぬ【安達絹】

〘名〙 岩代国安達郡(福島県二本松付近)で貢物として織り出した絹。
吾妻鏡‐文治五年(1189)九月一七日「一、毛越寺事〈略〉基衡乞支度於仏師雲慶、雲慶注出上中下之三品、基衡令状中品、運功物於仏師、〈略〉安達絹千疋〈略〉此外副山海珍物也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android