安部井帽山(読み)あべい ぼうざん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「安部井帽山」の解説

安部井帽山 あべい-ぼうざん

1778-1845 江戸時代後期の儒者
安永7年生まれ。陸奥(むつ)会津(あいづ)藩(福島県)藩士。儒官安部井澹園(たんえん)の養子となり,江戸で古賀精里にまなぶ。帰藩後儒官,奏者番となる。藩士の教育や「会津風土記」120巻の編修にあたった。弘化(こうか)2年1月26日死去。68歳。本姓は安田。名は褧(けい)。字(あざな)は章卿。通称は弁之助。別号に芝浦。著作に「四書訓蒙輯疏(くんもうしゅうそ)」「四書剳記(さっき)」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android