宍戸梅軒(読み)ししどばいけん

世界大百科事典(旧版)内の宍戸梅軒の言及

【鎖鎌】より

…片手に鎌のついた柄を握って構え,片手で分銅のついた鎖を振り回して分銅で相手を打ちつけ攻撃し,また鎖を相手の武器に巻きつけてこれを奪い,引き寄せて鎌で相手を打ち切り,かき切る。鎖鎌術考案の始祖ははっきりしないが,《二天記》に,宮本武蔵と戦って敗れたとされる宍戸梅軒が有名である。流派としては,剣術,槍術(そうじゆつ),なぎなたなどと兼ねあわせて行われているものが多く,一心流,正木流,天道流,荒木流,戸田流などがあり,種々の技法を伝えているが,文献資料がほとんど伝わらず詳細は不明である。…

※「宍戸梅軒」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android